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2013年、明けましておめでとうございます。
311や昨年の暮れの選挙など、激動の時代を迎えている日本。
みなさんは、どんなお正月をお過ごしですか?
今回は新年にちなみ、お年玉について少し考えてみました。
親類一同の集まりにおいては、
最年長の従兄弟のお兄ちゃんが10歳、その弟が5歳ということもあり、
なんとなく、その成り行きで、うちの3歳児にしてお年玉をもらうことになりました。
(お兄ちゃんだけには渡しづらい)
さて、そのお年玉。みなさん(小さな子どもを持つ親)どうしますか?
今年、うちは、3歳児本人に自己管理させることにしました。
といっても、もちろん、何がなんだか分かっていません。
(今のところ、おもちゃの車の荷台に入れています。)
そのお年玉、いつもアイスを買っている近所のお気に入りのスーパーに
「好きなものを買いに行こう!」(=好きに使っていいよ)ということにしました。
本人の狙いは、もちろんアイス。
ところが、いつも買っているアイスは、もらったお年玉以上の値段がします。
明日、買いに行く予定です。
おそらく、レジで「お金が足りない」という事態になります。
そこで、本人が認識して、買うのを諦めるのか?買うために親に何と言うのか?
はたまた、どういった行動するのか?
まあ、そもそも「お金が足りない」という事態を分かるのか?
などなど、親としても非常に興味深い実験の場になる予定です。
もちろん、全く何も分からずに親に買って(買ってとも言わない)という事態も想定できます。
こんなところから、少しづつ「生きて行くにはお金が必要となる」とか
「社会で生きていく」「日本社会の将来」みたいなことが考えられるきっかけになればいいなあ、
と思っています。
この歳で、こういったことを意識させることには賛否両論あるかと思います。
うちでは、自分たちがドメスティックな環境で育ってきたので、その反動もあり、
これからの日本とか社会の流れ、世界の潮流を考えて、積極的に「世界」というか、
グローバル社会の常識、を伝えるようにしています。
これからの時代は、自分達の親、または自分達が生きてきた時代とは、
全く違う時代だと思います。
今まで日本で通用していた学歴とか、会社名とかは全く通用しなくなるのではないでしょうか。
子どもには、そういったものに頼らずとも生きて行ける力とか、
今までの延長とか、経験とかではなく、全く違う価値観の中でも生活できる力、
そんなものが身に付くといいなあ、と思っています。
2013年、子どものお年玉をきっかけに、今の子ども達の未来を考えてみました。
みなさんは、子どものお年玉、どうしますか?

photo credit: Grace5mith via photopin cc