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先日、シンガポールに行ったこともあり、
シンガポール在住の加藤順彦さん
講演録 若者よアジアのウミガメとなれ
を読みました。
著者の加藤さん自身、日本でいろいろな会社を経営されてきて、
現在はシンガポールに拠点を移し、将来の日本に貢献できる人たちを
応援する仕事をされています。
この講演録の中では「日本では、そもそもイス獲りゲームのイスが
減ってきている」
「その一方、アジアはこれからますますイス自体が増えていく」とか、
「成長産業の追い風をつかむ事、成長の波に乗る事がいかに大切か」
「アジアに世界中が注目し、アジアのビジネスマンも日本以外
ほとんどの国の人が英語がしゃべれる時代」
「韓国では人口の10%が海外に出て仕事をしている」など
知識としては知っていることでしたが、
加藤さんの実体験に基づく話なので、すんなり内容が入ってきました。
シンガポールに行ったときに、全身を通して感じた熱気も
ベースはここにあったのでしょう。
また、自分が利用している数々のネットサービスが、かなりの確率で
加藤さんの関わっているビジネスだということも分かって、
びっくりしました。
で、こういった時代の流れや、この講演録を読んで自分が感じたことを
子供に伝えることが非常に大切だと感じました。
うちは3歳なので、まだ細かい事はわからないのですが、
それでも、シンガポールにいけば、町中を走るフェラーリに興奮し、
ホテルに停めてあるランボルギーニの写真を撮ったりします。
シンガポールでは英語しか通じないことを実感したり、
いろんな色の肌の人がいることも分かりました。
こんな、ちょっとしたことですが、世界は今、どうなっているのか?
なんてことを、
自分たちの五感で感じることが、子どもの将来に生きてこないかな?
と思ったりしました。
フェラーリが、あんなに町にいっぱいあるってのは
こういうことだったのか!という気づきが、あるといいんですが。
これからの10年は、今までの10年以上に社会変化の
スピードアップがなされている時代でしょう。
日本も、今の日本と全く違った国になっているかもしれません。
そういった時代を、これからの子どもたちはどう生きていくか?
大変な時代ですが、楽しみですね。
みなさんは、10年後どうなっていたいですか?


photo credit: nipotan via photopin cc