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少し前のニュースですが、ついにアメリカのGeorgia Tech大学が、
ネット上で修了できるコンピューターサイエンスの修士プログラムの
提供を始めました。
Georgia Tech, Udacity To Offer Master’s Degree
世界的にネットでの教育システムは、まさに今、大革命期で
いろいろなサービスが花盛りですが
ついに大学までも、そのプログラムを提供始めたのです。
しかも70万円で。
Georgia Tech大学も、かなり優秀な工科大学なので、
実際にアメリカに留学し、大学院を修了することを考えると、
金額も非常に安価です。
これは、通信会社AT&Tのサポートで行われるプログラムのようです。
おそらく、この事例が、きっかけとなって、
これからは大学院のみならず、世界中の大学で、
プログラム提供を始めるのではないでしょうか。
そうすると、世界中の大学の中から、自分の学びたい事を自分で決めて
自分でその学びかたも決めていく、
というのがスタンダードになるかもしれません。
日本にいながらアメリカの大学を修了し、インドの会社に就職したり、
スペインの同級生と、シンガポールで起業する。なんてことが
普通になってくるかもしれませんね。
われわれ大人は、日本というある程度決まった範囲の中から、
大学を選んだり、就職したり、という基本のコースがあったから、
本当はとても楽だったのかもしれません。
でも、これからの子どもは、
選択肢は全世界で、ライバルも友達も全世界。
今までの常識だと、大変だな、と感じますが
これからの子どもはむしろ積極的に、
こういった環境を楽しめるようになるかもしれませんね。
子どもの可能性は常に大人の常識を超えていますから。
自分もSkype英語学校で、毎日、英語を話してますが
「パパの英語、ヘタくそだね」と3歳児に言われています。
みなさんは、お子さんの学びの環境を、どう考えていますか?


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