4508732411_c8c6dc210f育休生活もはや4ヶ月ですが、育休を取った目的の一つが、”インプットする”こと。広告クリエイターとして17年、走ってきたのですが、インプット量が圧倒的に減っていました。クリエイターとしてインプットがないのは致命傷。まして、広告業界は変化のまっただ中。しかし物理的にインプットができる状態ではなかったのです。そこで、インプットできる状態を”育休”という制度を使って作ってみたのです。しかも”育児”も未経験だったのでインプットになるかな、と思いました。

 

■ 幼少期は人生のインプット期

最近、読んだ本『ユダヤ式「天才」教育のレシピ』。ユダヤ式の特殊な幼児教育法があるのか?と思いきや、そういったことは一切なく、幼児期から膨大な量の「本」に触れることが大切、と書かれています。とにかくユダヤ人は「本」に触れることが圧倒的に多いそうです。

 

また以前、このブログでも取り上げた、花まる学習会の高濱さんの著書『国語の力を親が伸ばす』にも、本の大切さとともに、できるだけ自然の中で遊ぶことが大事、と書かれています。

 

心理学者で京都大学名誉教授でもある河合隼雄さんは『こころの子育て 誕生から思春期までの48章』という著書の中で、”就学前の子どもに大切なのは早期教育ではなく、遊びである”と言っています。幼少期に勉強ができることは、”親にとって重要”なだけで、その子にとっては意味がない、と。

 

これらは、”幼少期は人生におけるインプット時期”だから、とにかくひたすらインプットさせよ、と言っています。子どもにとってのインプットとは、本だや、遊び。このインプットが豊かであればあるほど、将来におけるアウトプットが面白いものになるのですね。

 

■ 武雄市の市長樋渡さんもインプットしたい!と

医療改革、図書館改革、教育改革など独創的なアウトプットを続けている、佐賀県武雄市の市長樋渡さん。その樋渡さんのFacebook14年6/14のコメントに面白いものがありましたので引用します。

 

<まさか1か月もAmazonで「沸騰!図書館」が在庫切れになるとは。ようやく今朝、復活!しました。Amazonさん、角川書店さん、ありがとうございます。

それはそうと、まだ出版社は明かせませんが、いくつかの雑誌で、著者インタビューで登場します。昨日は、みっちり1時間、根掘り葉掘り聴かれましたが、こちらの週刊誌は見開き2ページの大型特集。7月上旬にお目見えします。

しかし、「沸騰!図書館」は世に出されたもの、僕の手から離れたもの。今は、9月に出させてもらうビジネス書に夢中。今回もまたホイホイスイスイ書いています。このビジネス書を出したら、しばらく出版の世界からは離れます。

ここ数年はアウトプットが凄すぎて、心の池の水量が大分少なくなりました。これは良くない。読書や旅、人に会うことによって、また、心の池の水量を増やさないと。心の池が豊かになればなるほど、幸せに思えます。これってお金では買えないんですよね。だから人生は面白い、そう思います。>

 

樋渡さんは、高校、大学時代に寝たきりになったりと、今までのインプットがユニーク?です。もちろんこれだけじゃないんですが(笑)そういったことも、今の独創的なアウトプットに役立っているのかな、と思いました。

 

”幼少期は心の池に水を溜める時期”と捉えると、子どもへの接し方が変わりますよね。何でもいいんです。とにかく水を溜めるためのアシストをしてあげたいですね。育休ってのは、そのアシスト時期でもあるようです。ポイントは大人も一緒に楽しむことでしょうか。でもアウトプットは20年後かな?笑

 

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