250617151_ec3eedd712我が家には09年生まれの長男と、14年生まれの次男がいます。育休を取ったのは次男が生まれたからですが、今、一番接しているのは4歳の長男です。長男の幼稚園送り迎え、遊び、お風呂、就寝前の読み聞かせなど、幼稚園に行ってる以外の時間は、ベッタリ密着マークされています。(といっても、「ママがいい!」と言われることも多いのですが)しかし、ついつい、”世話を焼きすぎてしまう”、というか、”口を出してしまう”ことを最近、反省しています。

 

しかも、”自分を基準にした判断”だということがマズいなあ、と思いました。”パパは虫取りが好きで、(虫取りは子どもにとって楽しいに決まってるから)虫取りにいこう”から始まって、”野球とかサッカーしないなんてありえない”とか”もっと積極的に話をしないと大きくなった時に、困るよ”とかとか。そして、長男がちょっと不甲斐なく思えたり、明らかに自分の子ども時代と違うことに違和感を感じていました。

 

ある日、子育てについて(妻が)助産師さんに相談したところ、菅原裕子さんの『自分と子どもがよくわかる本』を紹介されました。”エニアグラム”という、人間の性格を9つのタイプに分類した”性格論”で、自分と子どもの性格を捉えて、それに基づいて良い親子関係をつくるためのヒントが書いてあります。

 

本によると、長男の性格は”安全志向で心配性”。両親は”人をコントロールしたい”タイプと”何でも達成することにこだわる”というタイプでした。ということで、長男にとっては、両親ともが、”強い性格のタイプ”だったのに対して、本人は実に”おとなしい弱々しいタイプ”でした。両親と子どもで、ここまでハッキリと違う、ということで笑ってしまいました。親から見たら、”頼りない子ども”、なのも納得しました。

 

そして、当然、タイプが全然違うので、父親のアドバイスは長男にとっては、”やや的外れ”どころか、場合によっては”有害”になってしまうこともある、というのが分かりました。いや〜、可哀想なことしてたなあ。。。笑

 

自分のタイプが分かると、自分のことが客観的に認識できます。また子どものタイプも把握できるので、関係性を上手く作ることができます。ついつい親は”自分を基準”に考えがちですよね。子育ては自分基準ではなく、”子ども基準”にしないとなあ、と思いました。

 

”エニアグラム”は動物占い的な感覚で、人間の気質タイプが分かります。この本には、話し方、接し方など、親子の関係をタイプ別に考慮した方法が明示されています。ちなみに、それぞれのタイプをWooRisの記事『あなたはどれ?知っておけば子育てが超楽になる「親の気質タイプ」9つ』で書いています。こちらも参考にしてみてください。

 

子育ては”子ども基準”。それは同時に、自分を知ることでもある、と思いました。まあ、そう思ったからと言って、子育てが上手くいく、というわけでもないんですが。。。汗

 

Dunechaser