代弁することの大切さ
今日は久々に1日中、息子とマンツーマンでべったり遊んだ日。
朝起きてから、子供が寝るまでの12時間。もちろん、その間自分の時間は全くなし。
メールも電話(1回だけした)も、ネットもTVを見る時間もなし。
自分の時間は100%息子の時間でした。
今週は、出張で3日ほど不在にしたので、その分も取り戻すつもりで。
活動メニューはレゴ、ミニカー遊び、iPad、お絵描き、ボール遊び、
かけっこ、かくれんぼ、歌、工作、ギター、ピアノなどなど。
その中で、今日の発見は、子供の気持ちを代弁してあげることの大切さ。
かけっこをしていた時。
ドタドタとうるさすぎるので、(マンションのため)いい加減にやめよう、としたら
子供が泣き出した。
ようは「まだやりたい」と。
しかし、ここで頭ごなしに「もうダメ!」と言わずに
1、まずは、なぜダメか?というのを分かるように説明し、
2、次に、「でも、追いかけっこ楽しいよね。まだやりたいよね」と深い理解を示し、
3、「晴れたら、お外でやろう!」と約束し
4、最後に「その代わり、ボールで遊ぼうよ!」と提案してみました。
この過程で、一番大事なのは(効いたのは)、、、
2番です。
「走るの楽しいよね!」「もっとやりたいんだよね」
「いっぱい走りたいよね」「もっと早く走りたかったんだよね」
と、思いつく限り、「もっと走りたかった!」という子供の気持ちを代弁してあげます。
ゆっくり時間をかけて、子供に合わせて。
そうすると、子供は「自分の気持ちを理解してくれた!」という気分になって、
泣き止み、さっさと次の遊びを始めました。
泣いてたのがうそのように、ケロッとして。
この方法は子供のプレスクールのベテラン先生に聞いた方法です。
泣いている子供には、子供なりに泣いている理由がある。
なので、その子の気持ちになって、泣いている理由を代弁して声に出して言ってあげる。
この声に出して言ってあげる、ということがポイントですが
それによって、子供は「自分のことを理解してくれた!」ということで
泣き止んだり、親の話を聞いたりします。
この方法を聞くまでは
いきなり上記の4のように、別のことで気を紛らわせようとしたり、
あの手この手でなだめすかそうとしていました。
それどころか、「ダメ!」と頭ごなしに怒って、さらに大泣き、という悪循環にもなっていました。
「気持ちを代弁する」ということは相手(子供)を認める、ということに
つながっていると思います。
子供は体の小さな大人です。
表現ができないだけで、自分なりの考えも気持ちもあります。
仕事で一番大切にしていることは
クライアントの立場で考える、ということですが
普段から相手のことを良く知らなければ、なかなか難しい。
このことからも普段から、子供のことを興味深く観察し、密に接していくことが
よりよい関係をつくることが出来ると思います。
まあ、考えてみれば当たり前なんですが。
みなさんは、子供の気持ちをどう理解してますか?
photo credit: Pink Sherbet Photography via photo pin cc
コメントを残す