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「食べる事」は人間の体にダイレクトに関わる。
良いものを食べれば、良い人間に。
悪いものを食べれば、悪い人間に。
人間の体は正直で、食べ物が良ければ健康で丈夫な体に。
そしてそこには健全な魂が宿る、と言うし
逆も、またしかり、かと。
そういった意味で、幼い頃の「食」体験は、精神的にも肉体的にも人間の根幹を作るだろう。
「お客さんの健康に関して、全責任を持つ強い意識がある。美味しいは当たり前。
体にいいものを作っている。」
これは、ある農家さんの言葉である。
ガスマスクをしながら、農薬を大量にまき、
雑草や虫を全て殺してキレイに画一的に作られる野菜が普通に売られている。
その現実に疑問を感じて、
お客さんに、どういった農法で作っているかを完全に開示して、
例え虫食いだらけで、普通のお店では絶対扱っていないような野菜でも、
理由を説明し、納得したお客さんだけに売る農家さん。
子供にこそ、そういった野菜を食べさせたい。
「食べること」は体にダイレクトに関係する。
つまり子供であれば肉体的にも、精神的にも「成長」つまり「生きること」に直結する。
こういった視点から(子供の)「食」を考えたり、「食育」的な視点を持つと、
食べることに関しての、見方が変わるだろう。
「食物」を作ることは、「生きること」を作ることだと。
ちなみに、ウチの2歳児は
完全無農薬、有機栽培野菜だと、人参でもトマトでもなんでも生でガッツリ。
子供の味覚は非常に繊細で正直。(伝えられないだけのようで)
大人になるまでトマト嫌いだった自分も、
トマトが食べれるようになったきっかけは、スペインで食べたトマトがおいしかったから。
そこで、気づいたのは、今まで食べてきた(食べてないけど)トマトが、
いかに、おいしくないものだったのか、ということ。
子供の好き嫌いも、こういった要因で改善できるかもしれません。
みなさんの、またはお子さんの好き嫌い、ありますか?
photo credit: Insight Imaging: John A Ryan Photography via photo pin cc