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2012年3月の九大広報に、新入生を歓迎する九州大学の有川総長からの
メッセージがあります。
「今や世の中には、次々と新しい知識が生みだされ、その通用期間(賞味期限)は
短くなっています。」
「自ら課題を見いだし、知識や技術を習得しながらいかにしてこれを解決していくか」
「この姿勢が「学び方を学ぶ」、「考え方を学ぶ」力をみにつけることにつながり、
生涯にわたって自律的、能動的に学び続ける「アクティブラーナー」へと導くことでしょう」
偏差値教育のトップに君臨する日本の大学は終わっていると、常々思っていたが、
そのトップの一つである九州大学の総長からのメッセージはさすがに
明快で、グローバルな視野に立っていると感じます。
最近読んだ「私が白熱教室で学んだこと」という本にも
アメリカの大学と日本の大学の教育の仕方、勉強の仕方の違いが書かれていて、
日本の大学で教えてくれない本当に大切なことに気づきます。
そして、世の中に興味を持ち、おのずと生涯学習をし続けることの楽しさ、豊かさ
喜びなどが書かれています。
お子さんを持つ、ママにおすすめです。
この本を読むと、これからの時代、特に子供には選択肢として日本の教育以外の場を作らなければ
ダメだなあ、と実感します。
自身でも、日本の偏差値教育の悪い見本=自分、を反面教師にして
生きていこうかと、思います。
みなさんは、早稲田、慶應、東大を卒業したら、何になりたいですか?

photo credit: ailatan via photo pin cc