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最近は毎日、特に休日は2歳男児の大反抗期パワーにヘトヘトになり一日を終えることが多い。
むしろ仕事の終了が遅くなったり、それが朝までかかったときのほうが、はるかに楽。
だけど、この2歳児の大反抗期も彼にとっては、一生に一度。
当然、親である我々にとっても一生に一度、だと思って(ずっとつづいたりして。汗)
全力で向き合うようにしている。
「母の友」という福音館書店から出ている月刊誌の5月号にこんな記事がありました。
それは今井和子さんの「葛藤する二歳児」という記事で
「想像力の芽生え」から、語彙が発達していないがための、「一語文」に思いをこめ、
「いや」「だめ」は思いをぶつける言葉になる。そして、「分かってくれないつらさ」が
ますます、親との乖離を生み、葛藤しているといった内容です。
母の友
例えば、「想像力の芽生え」や主体性が出て来たことによって、
自分は、次はこうする「つもり」というのが明確になり、
それが、何かの都合でそうならなかった時に、「いや!」となる。
親の方は、まさか、そんなことまで思っているとは考えないので、
単純に「いや!」と言ってる、言う事を聞かない子!と理解する。
しかし、子供のほうには、その「いや!」には自分なりのいろいろな理由が明確にあるものの
それを説明できないもどかしさが、ある、という。
例えば、親「ご飯食べよう!」
    子供「いや!」には、
「僕は、まだご飯を食べたくない!だって、まだレゴで遊んでいる途中なんだよ!」
という理由が明確にある、という。
それを、親が理解しないと、うちの子はいっつも「いやいや!」言ってる反抗期。
としか理解出来なくなる、と。
これを読んでからというもの、
出来るだけ、子供の意味する「いや!」を理解しようと
いろいろ想像したり、気持ちを代弁したり、するようにしています。
そして、その一生に一度の2歳児の反抗期を楽しみながら、
一日が終わった時に、「アイツは、今日一日、ぜったいに楽しかっただろう!」とか
「今日は大満足してるはず!」とか「今日は、こんな経験をしたから大興奮したはず!」とか
振り返りをして寝ることにしています。
もちろん、反抗期の「いや!」を理解しようが、しまいが
自分がクタクタのことには変わりありませんが。。。
考えてみれば、相手の立場に立って、相手の気持ちを読み取るというのは、
コミュニケーションの基本ですよね。
あなたは子供の立場に立って、子供の気持ちを考えられますか?

photo credit: Nick Humphries via photo pin cc