2034年想像できますか?20年後あなたと子どもはどんな社会にいるだろう
育休生活も5ヶ月目に入り、正直、育児に少し疲れてきています。笑。ま、疲れたからと言ってヤメられないのが子育て。こういった当たり前のことでも、”経験したから分かる”、ということで自分としては前向きに捉えています。
■ 子育ての目的は何か?
このように疲れてもヤメられない子育てですが、子育ての目的は何でしょうか?経営コンサルタントの大前研一さんは、著書『大前家の子育て』の中で、「自分でメシが食える大人にすること」と書いています。”自立して生きていける力をつけること”だと思いますが、最近は、この”生きる力”がめちゃくちゃ弱くなってしまっている、という話をよく聞きます。特に男子に顕著なようです。例えば、引きこもりの90%は男性だったり、先日の花まる学習会の高濱さんの講演では、20歳で女性と付き合ったことがない男子が90%になる調査がある、と言ってました。
”社会の中で、自立して生きる力”をどうつけさせるかというのが、子育ての目的だと自分も思うのですが、その時に今の子どもが自立するころの”社会”というのは、どうなっているのか?というのも、考えておかないと、一生懸命、子育てをした結果、社会とは全く噛み合ずに明後日の方向に行ってしまう。ということがあるかもしれないと思いました。
■ 20年後の社会はどうなっているのか?
というのも、これからの子どもたちが自立していく時代、例えば20年後は、今とは社会が激変しているだろうと思うからです。『大前家の子育て』の中にもこう書かれています。
<いまは、エスカレーターの最上段にある会社がみんな壊れてきている時代です。すでに、銀行だって、いいと思っていたらダメになってきました。このような社会状況なのです。自営業のほうがいいと断定しているわけではありませんが、これまで、日本中のほとんどの親が「いい大学、いい会社」と大企業を念頭においた教育をしてきました。学校もそれにあわせた教育をしてきました。このあたりで、子ども達の「30年後の姿」をいま一度思い描くことも必要ではないでしょうか。>
たぶん、みなさんも、10年前と社会的な状況が激変していると実感するのではないでしょうか?今後はますます変化がスピードアップしていくと思います。
■ 好きなことをおもいっきりやる
こういった変化の激しい社会、今までの常識が通用しなくなる時代には、先を読んで行動することが難しくなるので、結局は、子どもが好きなことをおもいっきりやるしかないと思っています。
子育ての目的から逆算して取り組んでみる。こういった方法は仕事では結構行う手法だと思いますが、こういった視点を持つと目先の”片付けなさい。何度言ったら分かるの!”とか”ぐずぐずしないで早くしなさい!”ということが、ちょっとどうでも良くなるかもしれません。
やっぱり、それはならないですね。笑。
『大前家の子育て』を読んで書いたWooRis『家庭でしかできない!子どもの「生きる力が身につく」3つの習慣』こちらもお時間あれば。ちなみに、大前家の長男の創希さん、インターネットコンサル系の会社などいくつか運営しており超ナイスガイですよ。
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