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最近、カメラを買いました。そこそこ値段もする
高性能なものです。ミラーレス一眼というタイプです。
簡単なデジカメではなく、替えのレンズも数種類あるような、
大人にとっても使いがいのある、楽しいカメラです。
(カメラが好きなので)
ところが、このカメラに一番興味を示したのが
我が家の4歳児。
毎朝毎晩、「カメラで遊ぼう!」と言って、写真を撮ります。
もちろん、撮る写真はむちゃくちゃなのですが、
モノクロ、ミニチュア、連写などの設定が楽しいようですし
ジャンプして、空中に浮いているかのような写真を
撮ったりすることも楽しいようです。
大人でも楽しいのですから、そりゃあ楽しいでしょう。
でも、このカメラ、そこそこ高いし
ぶつけたり、落としたりしたら大変です。
という親の心配をよそに、自分なりに撮ってはしゃいでいます。
仕事柄、カメラマンに近いところの仕事で、
有名カメラマンともいっぱい仕事しています。
万が一、これがきっかけにカメラの面白さにハマったり、
万万が一、カメラの才能が開花したら、とか
あのカメラマンは子どものころからカメラが好きだったと
言っていたな、、、。などなどと思って
基本的に平静を装って自由に触らせているんですが、
とにかく、心配で心配で(もちろんカメラが)たまらない。
というのが、正直なところです。
なんかこう、親の我慢、というか
親の余裕みたいなことが、子どもを育てるには必要だと
思っているので、この状況はかなり我慢してます。
(ということで、こういったところ書く事で発散してます)
同じような親の我慢、ということだと
「子育ては待つこと」みたいなブログをちょっと前に読みました。
http://wooris.jp/archives/52983
これによると、子どもの自立を促すために
「待つ事こそが親の大事な役目」とありました。
まあ、確かに朝の忙しい時に、
歯磨きに10分、トイレに10分、着替えに10分、
靴を履くのに10分というのが、毎朝繰り返されるわけですから、
待つ、というのは、親にとっては本当に大変な我慢です。
これらを「我慢」と思わずに
「一緒に楽しむ」くらいの余裕がないと、
なかなかやって行けない訳です。
そして、その余裕が出てくる頃に、子どもは巣だっていきます。
だから子育ては楽しんで!とかよく言われますけど、、、。
高級カメラ、朝の10分。
う?ん。これらに対しての余裕はまだ持てないなあ。。。
みなさんは、自分の大事なものを子どもに好き勝手触らせてますか?


photo credit: Sean Molin Photography via photopin cc