オランダの美人女子高生マリアちゃんに学校生活について聞いてみました!
前回「オランダ教育を受けた子はどう育つ?美男美女兄妹に会ってきました」に登場してもらった現役美人女子高生のマリアちゃん。モンテッソーリの小学校を卒業し、現在は6年制の学校に通っていて、毎日が楽しいようです。
オランダでは小学校を卒業すると、それぞれの目指すところを鑑みて(&成績によって)4,5,6年制というように学校によって通う年数が違う学校に進学します。
実はマリアちゃん、日本の学校にも通ったことがあるそうです。そこで今回はマリアちゃんにオランダの学校生活や、日本との違いについて聞いてみました。
■小学校での違いは3つ
『まずオランでは朝礼がありません。月曜日は、
これは、席をぐるっと輪にして並んで座る「サークル」と言われるものです。先生だけでなく、クラスみんなの顔を自然と見ながら話せることでイエナプラン校でも非常に大事にしている形式です。オランダでは多くの学校で取り入れている方法のようです。
日本のように黒板に向かって全員が同じ方向を向いて座るのではないのです。
(参考:5カ国の小学校の座席システム。実は、全部違った。 – 電通報)
『二つ目の違いは、日本の小学校ではちゃんとした時間割があって科目が多いです。
なんか自主的というか、放任というか、大人扱いというか…。なんか違いますよね?
『三つ目の違いは宿題。
みなさん、これはどっちがいいと思いますか? 小学校は宿題がないので、教科書は学校に置きっぱなしで毎日手ぶらで登校するようです。だからもちろんランドセルもなし。さらに教科書は買わないでリサイクル。中高も教科書は買うか借りるか?選べて、学年が終わると教科書は返すのだそうです。なんかエコですね。
余談ですが、オランダでは楽譜でさえ図書館で借りられるらしく、この辺にも日本との違いを感じます。
と、話は少しそれましたが、なんとなく小学校が終わると、“遊び(を通して学ぶ)期間”が終わる感じがしますね。
■では中学、高校の違いは?
『日本の学校ではたいてい給食がでますが、
他にはオランダの学校には保健室がないので、具合悪かったら家に帰る、それか我慢する。』
家に帰るか、我慢。。。笑。結構、極端ですね。
■日本とオランダの学校、どっちか好き?
『どっちがいいかと聞かれると、ちょっと悩みますね。オランダの学校の好きなところは、私服、旅行、
なんか自由な国と規律の国、といったような違いですね。
語学はやはり陸続きのヨーロッパにあるからでしょう。実際、街ではほとんどの人が英語を問題なく話せますが、マリアちゃんは日本の教育の方が良いと思っているとのこと。
『ただ日本の学校だと髪の毛を結ぶとか、染めちゃダメとか、
オランダの学校で一番好きなことがあります。
日本だと、大学のノリに近いかもしれませんね。このノリが中学高校から始まっているというのは、ちょっとビックリしました。
社会全体が成熟している感じは、こんなところにも理由があるのかもしれません。街も人も全体的に成熟しているという印象を受けます。実際、マリアちゃんにも、日本のJKノリはあまり感じません。教育環境の影響なのか、そもそも社会がそうだから、こうした教育なのか。
良い悪いは別にして、日本とはそもそも違う方向に向かっている気がしました。
いずれにせよ可能性の塊のような感じがして非常に将来が楽しみです。
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