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少し前の記事、COURRiER JAPON1月号「MIT特集」で
「幼稚園児から学べること」という記事がありました。
COURRiER JAPAN1月号
MITの、ある研究室は色とりどりのレゴが転がっていたり、
棚には完成した作品が多くかざってあり、とても大学の研究室とは思えない状況だという。
というのも、その教授が、目指しているのがそもそも「幼稚園」。
彼の研究グループは「ライフロング・キンダー・ガーデン・グループ」と言い、
幼稚園での学び方を全ての世代に応用したい、としている。
子供がレゴや積み木で友達と遊びながら、
構造や、バランス感覚、協同作業などについて様々なことを学ぶ様子から
インスピレーションを得ている。
自分で企画、創造する経験が日常的に行われるのは小学校入学までで
それ以降は、情報を詰め込む事の方が多くなってしまう。
「移り変わりが激しい今日の社会では、これまで以上に独創的な発想が重要。
しかし、今の学校教育は将来の社会のニーズに応えてくれる
独創的な人を育てようとしていない」という。
日本の幼稚園はどうだろうか?
子供の幼稚園を決めるために、いろいろな幼稚園を見ている。
うちは現状、早期教育よりも、自由な昔ながらの幼稚園に傾いている。
早期教育を否定するわけではなく、うちの子供には合ってない感じがするからだ。
しかし9歳、4歳の従兄弟たちとの遊びが大好きな家の2歳児は
確かに、レゴで一緒に遊ぶ事で、最近、めきめきと社会性を身につけている。
そして、9歳も、4歳も、それぞれが共同作業によって成長しているのを感じる。
レゴの作品も、見る見るうちに上手になってきた。
独創性はこういった遊びを通じて、どんどん磨かれて行くのだろう。
こういった成長を目の当たりにすると、
幼稚園の学びを、大人になるまで続けて行く、というのは
おもしろい試みだなあ、と思った。
余談だが、今の日本の官僚達は、こういった遊びをしてこなかったら
社会性が著しく低いのではないか?とか思ったりもするが。。。
みなさんも生涯幼稚園に、子供と一緒に入園してみませんか?
photo credit: Dunechaser via photo pin cc



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