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みなさんは、自分の子どもにどんな職業に就いて欲しいと思いますか?
プロ野球選手?アイドル?お花屋さん?ピアニスト?お花屋さん?消防士?
最近は、ホストやキャバ嬢も人気の職業のようですが(笑)
みなさんは何になりたいと思っていて、実際は何になりましたか?
ちなみに自分は、釣具屋さんになりたいと思っていてサラリーマンになりました。
というのも、大学のいわゆる就職活動をする瞬間まで、「何になりたいか?」
ということを、これっぽっちも考えていなかった典型的なノー天気大学生だったからです。
今、思えば、ホントに後悔しているわけですが、
どうしてそうなったのかな?と考えると、
「将来何になりたいか?何をしたいか?」ということを本気で考える場面に
一度も遭遇しなかったんだあ、と思いました。今さらですが。
日本では少なくとも、20年前くらいまでは
何も考えなくても、中学校まで進級して、普通に受験して高校、大学に行けちゃったんですね。
もちろん、今も行けると思いますが。
で、普通に大人になって、普通に会社行って、定年までずっと、、、
といったイメージが漠然と自分の中にあったのかな、と思います。
日本の成長が永遠に続いて行くとみんなが思っていた、平和な時代でした。
ところが、今、そんなこと思っている人は一人もいないのではないでしょうか?
良い学校入って、良い会社入っても、つぶれちゃう時代です。
うちの3歳児は、これから自分の意思&自分の力で生きていかねばならない時代の子ども。
なので、今日は初めて家庭内アルバイトをお願いしました。
「写真撮影アシスタント、雑務一般、初心者歓迎、報酬はおやつのみかん」
で、彼は自分なりに考えて、「(今日はみかんだけど)お手伝いをいっぱいしたら、
お金がいっぱいたまるから、ハワイに行けるね!」と真剣に言い出しました。
いいぞ、3歳児!
最後は飽きちゃったものの、張り切って、いつもより真剣にお手伝いしてくれた3歳児。
こういう体験が、生きるすべを見つけていく、という将来を考える
一つのきっかけになるといいかな?と思いました。
少し前に読んだ「一生食べていける力がつく、大前家の子育て」という本には
子どもたちが得意のパソコン、ネット技術を駆使して、家庭内バイトを行い
いわゆる日本の学歴社会には馴染まず、さっさと実力主義でネット関係の会社を興して
社長として活躍している様子が書かれています。
個人的には、自分はこういった生き方をしたかったなあ、と思います。
良い学校に進学することだけが必ずしも将来を良くするわけではない。
子どもの持っている個性を活かして、のびのびと育てるために親の方も
こういった選択肢を知っておくと良いのでは、と思った次第です。
もちろん、子どもが親の思う通りに成長するわけではないんですが。
添付したのはTEDのキャメロン・ヘラルド「子どもを起業家に育てよう」という講演。
日本式教育では、あまりないアプローチです。
もしかしたら、子どもの新たな可能性が見つかるかもしれません。
お時間あるときに、是非!
http://www.ted.com/talks/lang/ja/cameron_herold_let_s_raise_kids_to_be_entrepreneurs.html
あなたは、子どもにどんな大人になってもらいたいですか?