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うちの3歳児が、最近コートのファスナーを自分でできるようになりました。
コート自体は自分で着れるようになっていたのですが、
どうしてもファスナーが自分ではできず、毎回、「これやって!」と、
人にやってもらっていました。
そのたびに、「何でも自分でできるよ!」「挑戦してごらん!」
「出来なかったから、一緒にやってあげる」と
それこそ、この冬の初めから言い続けていました。
そして毎回、挑戦もせずに「できない!」と愚図られたり、「やって?!」と甘えたり、
ファスナー、一つしめるのに、ホントに時間がかかっていました。
でも、ずーっと「自分で!」と言い続けていたら、
1週間くらい前から自分でやりだしました。
そして、やっと今日できたのです。その時の本人の、うれしそうな、誇らしそうな顔!
もちろん、その瞬間に、われわれ親は大げさに褒めたのですが。
本人が、その顔をするために、というか、その感覚を味わうために、
この冬になってから、ずっと言い続けてきたわけです。
で、少し前の記事ですが、子どもは褒めたら伸びるのか?実は逆効果なのか?という記事が
最近、また話題になっているようです。
紹介されてる本の中では、褒めること自体を否定しているわけではないのですが、
褒め方によっては、子どもは新しいことにチャレンジしなくなってしまう。
だから、褒め方には注意せよ!という内容です。
また、子育て本にも、「褒めて育てる」系の本がある一方で、
「褒めずに伸ばす!」というもの、「褒めると伸びない!」なんてものもあったりで、
いろいろな方法があるんだなあ、と思いました。
まあ、いずれにせよ子どもの個性にあった方法で、親と子どもが十分にスキンシップをとって、
コミュニケーションをとることが大切です。
厳しくするのか、甘くするか?は状況や、親子の関係にもよるので
一概にどっちがいいとは言えず、それよりも親がきちんとレスポンスをすることが
大切なんではないか?と思います。
レスポンスをきちんとすることで、子どもはやがて自己に自信をもち、
親も含めた周りの環境に積極的に働きかけるようになっていきます。
これが、いわゆる「生きる力」というものになる、ということです。
子どもが本来持っている「育つ力」を引き出すということでもあります。
ちなみに、最近の記事子どもに言ってはいけない12の言葉
こちらは、分かりやすいと思いますが、ついつい言ってしまいがちな言葉、でもあります。
うちは尋常でない泣き虫なんで、「泣くな!」ってついつい言ってしまうんですよね。
う?ん、、、分かってはいるんですが。。。汗
みなさんは、褒めて育てる派ですか?褒めずに伸ばす派ですか?

photo credit: Leonard John Matthews via photopin cc