152615962_378eb32d23育休シンガポール滞在も、1ヶ月経過。今日は、シンガポールに来るきっかけの1つになった本『若者よ、アジアのウミガメとなれ』の著者、加藤順彦さんにお目にかかりました。”無限の可能性があるアジアに出て、外から日本を揺さぶり刺激をあたえ、やがては日本に貢献する”人材を育てたい、”少子高齢化が進み、超成熟している日本を出て、アジアの刺激を体感し、その経験を日本の発展に繋げたい”といったメッセージの講演録です。

個人的に思っていたことと完全に合致し100%共感。すぐにメールしたのが昨年。そして、ぜひ加藤さんのいるシンガポールに来て、その熱気を感じてみよう、出来ればご本人に会いたい、と思っていました。そして、今のアジアこそ、子どもに伝えなければならない世界だと感じたのです。

育休を使って海外滞在する、というのは、こういう考えもあってのことでした。

 

■いつ死んでもいいように生きる

加藤さんは、広告業界の大先輩にもあたります。同じ業界にいた人の話でもあるので、納得感と共感度が高い。「人生の”わだち”にこそ意味がある。生涯を通じて何を遺したいのか? そこから逆算して人生を生きる」「そうすれば、いつ死んでも満足できる」といった話を聞かせてもらいました。

スティーブ・ジョブスの有名なスピーチでも、こんなフレーズがありますね。

<I have looked in the mirror every morning and asked myself: “If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?” And whenever the answer has been “No” for too many days in a row, I know I need to change something.

私は毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしているのです。「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」と。「違う」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということです。

 

子育てこそ、将来から逆算して考える

この「将来から逆算して、今を生きる」という考え方は、子育てにおいて、非常に意識しています。

将来、子どもが大きくなった時の日本はどうなっているのか? 世界はどうか? 自分が受けて来た20世紀の日本の教育は役に立つのだろうか? 日本の学歴に意味があるのだろうか? そんなことを、自分なりに考えて仮説を立て、「では、今、何が必要か?」という意識で、子どもと接しています。

そういったことを、”アジアで確かめる期間”としても育休を捉えているのですが、加藤さんの話は、まさにそれと同じだなあ、と感じました。

自分が子どもに思うことと同じことを言われて、嬉しい反面、”言ってるオマエは出来ていないぞ”、ということを認識できて、恥ずかしくもあり…。

 

今後の子育ては何を基準にすればいいのか?

2034年想像できますか?20年後あなたと子どもはどんな社会にいるだろう』でも、将来から逆算して考えることが大切ではないか?と書きましたが、本当に、これからの日本は大変な時代になると思います。日本のトップの東大でさえ、世界ランクは23位。一方、シンガポール国立大学は26位。まだ東大はアジアトップですが、今後は分かりません。

東大に入ることを目標とする子育てではなく、そもそも、どういう人になりたいのか?といったことから逆算した子育てのほうが、本人も、面白いのではないか?と。

まあ、子どもの心配してないで、東大とは縁もゆかりもない、自分の心配しろって感じですが…。

それにしても、加藤さん、金髪で40過ぎて育休とって家族でシンガポール来てる、訳のわからんやつに、あんなに熱心に語ってくれるとは…。超多忙なのに…。本当に感謝です!ありがとうございました。

 

Ozyman

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