母子の絆
子供が熱を出した。
かなり丈夫で、いままで数回しか熱をだしたことがないが、今回は40度近い熱が急に出た。
診察の結果、風邪、ということだが、
久しぶりの発熱で、子供の成長を実感した。
「頭痛い、痛い!」「のどが、ちょっと痛い!」「熱い!」「眠い!」「お腹空いた!」と
風邪にまつわる症状を、自分で伝える事ができるようになっていた。
今までは、泣きわめくことで不調を伝えることしか出来なかったのに、
急に、症状を言葉で伝えられるようになったので、
親としては心配しながらも、今までより症状をキチンと把握できるので、
対処がしやすく、そういう意味では少し安心しつつ、成長度合いに感心しました。
しかし、いざ体調を悪くすると、本当にママべったりで全く離れない。
夜も眠りが浅く、ちょこちょこ起きる。その度に隣に寝てるのに「ママ!来て!」「ママ来て!」と
大騒ぎ。
起きてる時も基本は、ママモードで24時間べったり。
体調が悪くてかわいそうだな、と思ったり、ママの負担を少しでも減らせないか?と思うのだが、
下手に手を出すと大泣きする。
逆に、こういう時のママの対応力は、端から見ていても本当にすごい。
頼りがいもあるし、優しさもあるし、安心感もあるのだろう。
母子の絆はこうやって深まるのか。
あるいは、深めてきた、今までの結果なのか。
とにかく体調を崩したり、怖い状況になったり、子供本人にとってネガティブな状況では、
全く父親には寄ってこない。
やはり母親への安心感は絶対なのだろう。
この母親の絶対の安心感は
子供が成長するために、もっとも大切な要素で
3歳児までに、この安心感が得られることで、
本人の人格形成に大きく関わると、聞いたことがある。
「生まれてから、ずーと24時間一緒だから、こういうことになっても今さら苦にならない」
という母親の言葉は、よくよく考えるとすごい。
母子の絆は強いなあ。
photo credit: Kalexanderson via photo pin cc
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