全然、好きじゃなかったブログを始めたのは、環境の変化のため。
環境というか、今まで(自分が考えていた)常識というか、
意識というか。
メディア界の激変ぶりやら(激変中)、
それにともなう仕事環境の変化とか、住環境、家族環境の変化とか。
でも、やっぱりスイッチは2011年の3月11日。
半年以上たった今でも、復興はままならない。
というか、放射能は大量に漏れ続けている。
しかも、世の中では、それがなかったことかのようにも見える。
今は、転勤で離れているのだが、もう東京の家には帰れないと思っている。
というか、日本は大丈夫か?これから子供達が過ごしていける国だろうか?
東京はチェルノブイリで汚染された、ウクライナの首都キエフと
同レベルの汚染だと思っている。
これは、放射線防御プロジェクトで言っている。
今、自分のいる都市には6000人の避難者が来ているという。
来月からは小さい子供のいる親戚を、こちらに避難させる。
今、考えているのは、子供達のために安全な食を、提供できないか?
というより、子供達の将来、日本の将来ってどうなるんだろう?
どうにかしなくちゃ!という気持ちが、
今の自分の仕事や活動、全てのモチベーションになっている。
今までの常識が変わっていく世の中で、どう生きるか?
全く未知の新しい世界で生きる、ということ。
ここに、親世代の常識は意味がない、という自覚があるからこそ、
子供の広い意味での教育を、なにかサポートできないか。
とりあえず、今の自分には、何もできてないから、
せめて、自分の思ったことを記録しておく。
将来、大きくなった子供が読んでくれたら、
「親は、あのとき、こんなこと考えていたのか?」って思って
何かのきっかけになればいいかな。
未来への手紙。
好きじゃなかったブログを始めたのは、こういうこと。
今、世界にはこんな子供がいるんだね。(※字幕、選べます)
TEDより。