天才19歳のつぶやきに衝撃!「学校がヤバい」と思ったたった一つの理由
うちの長男は、通っている幼稚園が、楽しくて楽しくて大好きなようです。理由は友達と遊べるから、とのこと。通っている幼稚園に感謝です。
これは、子どもの成長としても健全だなあ、と思うのですが、幼稚園では悪ガキなので、先生には大変迷惑をかけているようです。汗。
こうして、”楽しい”という思いを胸に、幼稚園、保育園を卒園して、小学校に入ったとたん、”学校がつまらない”という子が増えている(昔からいた?)ようです。個人的には、こういった現象を”隠れ小1プロブレム”と思っているのですが、原因の一つが、就学前の施設は”遊ぶところ”。ところが、就学したとたんに”勉強するところ”と完全に分断されていることが問題だと思っています。
これは、”遊び”=”楽しい”、に対して”勉強”=楽しくない、となってしまっている日本の教育の根本的な問題だと思うのですが、この壁を、いとも簡単に乗り越えた一人の天才19歳に会ってきました。
■「学校ってヤバい」って思ったんすよ
その天才とは、VJ TKMiこと、吉田拓巳くん。15歳の時から自分の会社をやっている天才児。10代の擬似選挙”Teens Opinion”を立ち上げたり、かき氷屋さんをやったり、ラジオのパーソナリティーやったり、タレントライブの演出やPRしたりしています。
自分が初めて、タクミくんに会ったのは、彼が15歳か16歳のころ。TEDxKidsというイベントで、タクミくんのスピーチを聞いたのが最初でした。
その時は、タクミくんが映像を作る仕事をしていることもあり、共感を覚えたのと、逆に、新しいタイプの映像クリエイターが出てきたなあ、と思いました。飄々としていて、誰に対しても物怖じせず、でも礼儀正しく、若くして色々やってるけど、偉ぶったり、悪ぶったりしない、ほんと、今時の好感の持てる若者なのです。
それ以降、ちょこちょこいろんなところで会ったりはしていたのですが、どうして、こんなことをしているのだろう(出来るのだろう)と思って、始めて話を聞いてみました。
すると「学校がヤバいって思ったんすよ」という、何気ないつぶやき。自分(40代普通のサラリーマン)にとっては、これが衝撃でした。
■結局、好きなことやったほうがいい
中学生くらいで、そう思い始めたと言うタクミくん。「結局、学校で習うのって、過去のことばっかりじゃないっすか。もちろん、古文とか歴史は、そのまんまっすけど、数学だって、なんだって全部、過去の知識じゃないっすか」
「なるほど…確かにね…」(ヤベ、今気づいたよ、と内心焦る40代普通のサラリーマン)
「それって、結局、検索すればいいじゃないっすか」
「お、おう…(検索ネイティブ世代に圧倒される40代リーマン)確かに、大前研一さんも、現代の人が学校で習った知識を全部メモリーチップに入れたら100円にもならないんじゃいか、と言ってたしな〜」と40代普通のサラリーマン。
「だから、学校、マジヤバいって、思っちゃったんすよ。それからっすね、いろいろ好きなことやろう、ってなったのは…」
すごいシンプルに言ってますが、ズバリ今の日本の教育問題の本質を突いている気がしました。ここに、自分で気づいたという点と、その後、好きなこと(タクミくんの場合、映像制作)にドンドン突っ込んでいった行動力が天才の所以かな、と思いました。
こういう天才児と話していると、”日本の教育問題は、かくかくしかじかで、ここが問題である”とか、言うのが馬鹿らしくなります。(別に言ってはないんですが…)
「いや、結局、ただ好きなことやってるって感じっすね。ま、日本の場合、何してもよっぽどのことがない限り、餓死とかないと思うんで、、、ま、好きなことやればいいんすよ。」とタクミくん。
この後、自分のした質問で、さらに衝撃を受けることになります。「ちなみに、タクミくんの、お父さんって何歳くらいなの…?」
「45っすね」
「えっ…、俺42なんだけど…」(汗)
と、いろいろ衝撃を受けたお話でした。
こういう天才児、海外でもいっぱいいるし、もちろん、日本でもいると思うのですが、こういう子をドンドン伸ばせる教育とか、学校とか、社会とかにしないとなあ、と思いました。
子どもの時に感じた、”楽しい”という気持ちを、持ち続けられる”何か”をどうやって見つけていくか?ということを、応援できる教育ができるといいんですよねえ。
と、最後は、なんとかうまくまとめようと焦る40代普通のサラリーマンでした。こちらからは、以上です。
【参照】
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