仕事の話を子どもとしよう

もうすぐ４月。新しい生活が始まる子供達も多いと思います。
そして、子ども達の世界が広がるチャンスでもあります。
新しい幼稚園、新しい学校、新しい友達などなど。
でも、そうやって環境を変えなくても、子どもの世界を広げる方法として
オススメなのが、パパや、ママの仕事の話を子どもとすることです。
子どもは、得てして、こちらが考えている以上に、いろいろなことを
理解しています。
大好きなパパや、ママが、お仕事で何をしているのか？
分かりやすく話してみてください。
きっと子どもは興味を持って聞きます。仮に一度で分からなくても
だんだんと理解してくると思います。
「今日は、会社で新しい仕組みのポスターを５枚も作ったんだよ」とか
「ママは、今日、病院に来た患者さんのために包帯をまいて痛いのを
治してあげたんだよ」
などなど、簡単に、でも具体的に話してみて下さい。
そして「パパがお仕事しているから、
こうやっておいしいご飯が食べられるんだよ」とか
「ママが、お仕事がんばったから、こんなキレイなお家に住めるんだよ」
などなど、「子どもと遊ばないで、お仕事をしているのはどうしてか？」
といったことも、すこしづつ話してみてください。
仕事をしてないママだって、今日、お昼にあったことや、
子どもと一緒にいなかった時のこと、好きなお店のこと、
買い物の時に気になったこと、などなど話してみて下さい。
子どもは、こういったちょっとしたことから、
社会への興味が徐々に広がって行くことと思います。
子どもにとって、親の世界はとても興味があるものです。
また、世の中の動きに目を向けることができるようになったり、
将来の目標設定をすることにプラスになるはずです。
子どもは、大人が考えるより遥かに多くのことを理解していると思います。
「さっきのニュースでやってた問題と同じ事が、
パパの会社でもあるんだよ」「どうしたらいいかな？」など
子どもの年齢によっては、その時のニュースなどの話題や相談もすると
よりいっそう社会への興味がわくかもしれません。
うちの３歳児は、こういった話を結構、
興味をもって（いるように）聞いています。
あるクルマを指差して、
「これは、パパがCM作ったクルマ？」と街で聞かれたときは
びっくりしました。
子どもの世界を広げるには、お金をかけないで、
こんな簡単な方法もあるのでは？という話でした。
みなさんは、子どもの世界を広げるために、どんなことをしてますか？

photo credit: clogsilk via photopin cc